お知らせとレポート
オンラインワークショップを初開催
~夏休み「ソーラーちょうちんランプ」をつくろう!~
8月21日(金)にゼロワットパワー株式会社様のご協賛により、そらべあ基金としては初のオンライン「そらべあ環境教室」を開催し、5~10歳の51名の子どもたちが保護者の方と一緒に各家庭から参加してくれました。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、対面式ではない形を模索してのオンラインではありましたが、いつもの環境教室の内容に加えたオンラインならではのゲーム感覚でのクイズは参加者にもとても好評でした!
まず、「地球って、いくつあるでしょうか?」とクイズで問いかけます。
ほとんどの子が正解してくれましたが、「地球のように生き物が暮らせる星は一つしかないからこの奇跡の星を大事にしようね」と話し、地球がかけがえのないものであることを知ってもらいます。そして、そらべあがどうして泣いているのか、アニメでその背景をみてもらった後、地球温暖化の影響、そして、どうして地球温暖化が起こっているのかを解説しました。
次に、発電実験をしました。電気をつくる方法は色々あって、地球温暖化の解決策として自然エネルギーなら二酸化炭素を出さずに発電できることを学びます。その一つのバイオマスエネルギーについては、このワークショップの協賛社であるゼロワットパワー㈱の楠美さまより「植物は育つときにCO2を食べちゃうんだよ」と子どもたちにとてもわかりやすく説明していただきました。ありがとうございました!
色々な自然エネルギーがあることを学んだあとは、ソーラー発電を利用した工作です。今年は各地でお祭りも中止されている中、気分を盛り上げようと、「ソーラーちょうちんランプ」づくりに挑戦しました。
各家庭にお届けした工作キットを使って、みんなで一緒に作っていきます。ちょっと難しいところは保護者の方にもお手伝いしてもらいながら、最後にはオリジナルの素敵なちょうちんランプを作ることができました。
ワークショップのまとめとして、日本にもまだまだ発電ができる自然がいっぱいあることをお話しするとともに、子どものみんなにもできるエコアクションをお約束してもらいました。
ワークショップ終了後のアンケートでは、「そらべあを助けたい」「学校にもきてほしい」や、「電気をこまめに消す」や「○○っぱなしをしないように頑張る」、などの感想が寄せられました。学校などでの環境教室については、ご関心のある学校様からのお問合せはいつでも受け付けておりますので、是非お問合せいただければと思います。
また、今日のワークショップをきっかけに、みんながいつもより気を付けて生活するようになってくれていたら嬉しいです。
また、保護者様からの感想もご紹介させていただきます。
「温暖化の話は小2の娘には難しいかと思っていましたが、最後までよく聞いていました。ワークショップ後の夕食のとき、「電気をたくさん使うと熱くなっちゃうんだよ」と話していました。子どもなりに考えること、受け止めることがあるのだと思い、参加させて良かったと思いました。(その日は娘の提案で夕食はランタンと懐中電灯で食べました。小さい光でも楽しんで過ごせることも体験できました)親子で地球環境について考えるきっかけとなりました。」
このワークショップが、ご家庭内でも「地球温暖化問題」について共通認識を持ち、なんらかのアクションに取り組むきっかけにしていただけたらとても嬉しいです。
今回、初のオンラインワークショップを開催してみて、対面式ではなかなかできない日本各地から参加や、保護者とお子さまがリラックスしてご家庭で一緒に参加していただけて、その後も共通認識をもって地球温暖化問題に取り組める、というメリットを感じました。今後も色々なスタイルで環境教育を継続して、まったなしの地球温暖化問題について、一人でも多くの方に自分の問題として捉え、アクションに移していただけたらと思います。
最後に、ご協賛いただきましたゼロワットパワー㈱の皆さま、ワークショップキット制作やオンラインワークショップのリハーサルに協力してくれた「そらべあ学生ボランティアクラブ」の皆さま、当日のお手伝いをしていただきました皆さま、本当にどうもありがとうございました!
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