お知らせとレポート

ルート案内でエコな選択ができちゃう⁉

寄稿︓ことり(中学3年生)

皆さんは、スマホやパソコンで目的地までのルート案内機能を使ったがことありますか?昔は、地図を持ち歩いていましたが、現在はスマートフォンで簡単に検索することが出来て、とても便利ですよね。

では皆さん、ルートを検索するときはどのような基準でルートを選んでいますか?私は、時間で決めています。他にも、料金を基準にするなど、人それぞれだと思います。しかし、皆さんが選んだルートは環境に良いか、良くないかを気にしたことはありますか?

そこで今回、エコなルートを検索できるサービスについて調べて学生の視点から考えてみました。

 

アルファベット傘下のグーグルは3月30日、地図アプリ「グーグルマップ」の運転経路検索で二酸化炭素排出量が最も少ないとされるルートの案内を開始すると発表しました。気候変動対策の一環で、年内にまず米国で開始し、他国に拡大する方針です。(ロイター通信)

車からのCO2排出量の推定は、米国立再生可能エネルギー研究所(NREL)の研究を参考に様々な車種や道路でテストしたデータをもとにします。傾斜などの道路の状態については、グーグルマップの「ストリート・ビュー」機能や航空・衛星画像を使ってデータを集めています。

カリフォルニア州立大学ロングビーチ校の研究によると、ルートを検索したユーザーが「エコフレンドリーな経路を含む選択肢の中から、自らがどの経路を通るかを考える」というプロセスを踏むことによってよりCO2の排出量について考えるようになることが示唆されています。

 

私はこの記事を読んで、このサービスの一番の目的は「人々が現代の課題である地球温暖化を認識して生活すること」にあるように思います。

例えば、エコなルートを使うことでCOを一部削減することと一緒に、このサービスを使って道を選択することで当事者意識を持つことにつながると思います。

一人一人が現代社会の問題である地球温暖化を自分に関係することとして考えることは、対策への最初の一歩なのではないかと考えました。皆さんもこのサービスが始まったら是非利用してみてください。

 

引用元:

https://jp.reuters.com/article/alphabet-google-maps-idJPKBN2BN08I
https://ideasforgood.jp/2021/04/01/alphabet-google-maps/