お知らせとレポート
「中津川 THE SOLAR BUDOKAN 2013」にて、太陽光発電組み立てワークショップを実施しました!
9月21・22日、 岐阜県中津川で行なわれた「中津川 THE SOLAR BUDOKAN 2013」にて、そらべあ基金が太陽光発電組み立てワークショップを実施しました!
昨年12月20日、アーティスト・佐藤タイジさんの「太陽光から生まれた電気で”武道館ライヴ”を! 」という呼びかけによって太陽光発電による電気を使ったライブが行なわれました。
事前に太陽光発電で蓄電した電気をコンサート演出に使用しつつ、当日朝から日本武道館に設置された太陽光パネルでも電気を通電。かつてない規模のクリーンエネルギーで行われたロックコンサートです。
今回の中津川で行なわれた「中津川 THE SOLAR BUDOKAN 2013」も前回の武道館ライブと同様に、事前に太陽光発電によって蓄電された電気と、当日会場に設置された500枚以上の太陽光パネルから発電された電力によってステージ周りの音響や大型スクリーンなどに使用されました。
また、フロントスピーカーや会場電源などの主要な電源分は、長野県のソーラー発電所から電力を購入し、その証明として「グリーン電力証書」を受け取り、再生可能エネルギーにとことんこだわったイベントとなりました。
そらべあ基金は以前、今回のフェスの主催者でもある佐藤タイジさんと「そらべあスクール電力プロジェクト」を実施し、今回は太陽光発電の組み立て体験ができるブースを展開しました。
佐藤タイジさんが参加された「そらべあスクール電力プロジェクト」
用意した太陽光発電キットは50Wのパネルとバッテリー、インバーター、チャージコントローラー、それから各部品を繋げるコード。
これらをすべてドライバーを使って繋げて太陽の下に置いておけば、それだけで電気を作ることができます。
フェス当日は天候にも恵まれた青空の下、多くのミュージシャンの生の音楽をBGMにワークショップを行なうことができました。
今回のフェスの趣旨もあってか、ブースに足を運んでくださるフェス参加者のみなさんは太陽光発電に関心の高い方がとても多い印象を受けました。
「太陽光発電ってそもそもどうして電気ができるの?」
「パネルって一体何でできてるの?」
「このキットを揃えるにはいくらくらい?」
「自宅のベランダに置くとして、雨にぬれても大丈夫?」
「どんなものがこれで動かせるの?」
「太陽光発電」という言葉は知っていても、素材や仕組みといったことまではなかなか知らないことがほとんど。
知る機会も、なかなかないことがほとんどだと思います。
そんな中、音楽フェスによって太陽光発電をはじめとする再生可能エネルギーの知るきっかけになることは、多くの方にエネルギー問題を考えるきっかけになるとても良いチャンスになると思います。
太陽光発電組み立てワークショップにも、大人から子どもまで、多くの方に参加していただきました!
さらに、参加者の皆さんに組み立てていただいた太陽光発電を使って、プロMTBパフォーマー、有薗啓豪さんと守上大輔さんによるパフォーマンスショーを行なわれました!
BGMの音源はもちろん太陽光発電による電気を使っています。
迫力のMTBパフォーマンスに、お客さんは大盛り上がり!
歓声を聞きつけて、どんどん観客が集まってきます。
日本によってエネルギー問題はもっとも優先的に考えなければならない課題のひとつ。
こうしたイベントによって、多くの人に太陽光発電をはじめとする再生可能エネルギーの可能性を知ってもらい、なにかのアクションを起こすきっかけとなればとても嬉しく思います。
ぜひ、これからも全国各地で「THE SOLAR BUDOKAN」が開催されることを願っています!