お知らせとレポート

東京都千代田区「ちよだ環境まつり」に出展
環境教室を実施

6月17日(土)、そらべあ基金は東京都千代田区が主催する「ちよだ環境まつり」に出展しました。そらべあ基金が「ちよだ環境まつり」に参加するのは昨年に続き今年は2回目となります。

会場はとてもきれいな区民ホール

 

「ちよだ環境まつり」は、環境月間の6月に開催されており、地球温暖化やヒートアイランド、ごみの減量など環境の大切さをより多くの方に知っていただき、地球にやさしい生活を送るきっかけづくりのための参加体験型イベントです。当日は大人から子どもまで597名が来場しました。

そらべあ基金は「自然エネルギーのソーラーちょうちんを作ろう」をテーマに、レクチャー&工作のワークショップ(1回25分)を全10回実施し、未就学児から大人まで64名の皆さんにご参加いただきました。

 

ワークショップの様子

 

そらべあ基金では中・高校生の皆さんと共に環境問題を考え学ぶきっかけづくりの一環として「そらべあ学生ボランティアクラブ」を設立、会の発足から今年で4年目を迎え、春には新メンバーも加わり12名になりました。今回のワークショップでもボランティアクラブメンバー5名に活躍してもらいました。

緊張しながらも頑張ってプレゼンしてくれました

クイズも盛り上がりました

 

「地球温暖化って知ってる?」という問いかけでレクチャーはスタートし、地球温暖化の原因や温暖化が進むとどうなるか、クイズを交えて写真やイラストのフリップを見せながらお話しました。お話の最後に、温暖化を防ぐために自然エネルギーというものがあることや、みんなにもチャレンジしてほしいエコアクションを伝えました。

お話のあとは、自然エネルギーのひとつ「太陽光発電」で光るLEDライトを使って「ソーラーちょうちん」づくりにチャレンジしました。カラフルな折り紙を思い思いに組み合わせ、オリジナルの素敵なソーラーちょうちんが出来上がりました。


難しいところはボランティアクラブメンバーがサポート

完成!ボランティアクラブメンバーとハイチーズ!

 

最後に、参加者の皆さんにシールアンケートに協力してもらいました。シールを貼るだけという手軽さもあって楽しそうにアンケ―トへ参加してくれました。

小さい子も積極的に参加してくれました

 

【シールアンケートの結果】

「地球温暖化って知ってた?」
1)知っている、きいたことがある 76.1% (48シール) ※昨年67.8%
2)知らない、はじめてきいた 23.8% (15シール) ※昨年32.1%

 

昨年も会場で同じアンケート調査を実施しました。2022年は「知らない、はじめて聞いた」という回答が3割でしたが2023年は2割でした。地球温暖化に関心を持ってくれる人が少しでも増えて、一人一人の行動に繋がっていくといいですね。

 

「普段、あなたがしているエコなこと教えて!」 ※複数回答可
1)電気はこまめにけす、コンセントを抜く 67.1% (43シール)
2)水はだしっぱなしにしない、ためてつかう 73.4% (47シール)
3)お買い物・おつかいはエコバック 75.0% (48シール)
4)物は大事につかう、使わないものは人にゆずる 75.0% (48シール)

 

どの項目も約7割の方が実践していました。まだ実践していないエコアクションもこのイベントをきっかけに取り組んでくれたら嬉しいです。

 

千代田区では平成24年度から、地球環境を守り低炭素社会の実現を図るため、岐阜県高山市と相互に連携・協力して森林整備事業を行っているそうです。当日の会場では、「ちよだ・たかやまの森」で伐採したヒノキの丸太をノコギリで輪切りにしたコースターをづくりを開催しており、休憩の合間にボランティアクラブメンバーがそらべあを作ってくれました。

のこぎり体験、ヒノキのいい香りが漂っていました

そらとべあ、木目がいい感じ

 

今回の活動に参加してくれた学生ボランティアクラブメンバー(高校生)の感想です。
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・去年も参加して、去年学んだことを活かして出来てよかった。
・参加人数が少ない回もあったけど、一人一人に向き合うことが出来てよかった。
・参加者とお話をしながら出来て楽しかった。
・子どもに接するのが苦手だったけど、ワークショップが10回もあったので、だんだんコツをつかんで話しやすくなりコミュニケーションがとれるようになってよかった。
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ボランティア活動を通し、新たな学びや成長に繋がっているようで嬉しいです。

 

「ちよだ環境まつり」に参加してくれた皆さま、千代田区の皆さま、そらべあ学生ボランティアクラブの皆さま、そして本活動にご協賛いただきました北関東ウイング株式会社の皆さま、本当にありがとうございました。