お知らせとレポート
環境ワークショップ「ホッキョクグマと地球温暖化」
@船っ子教室 第一回目を実施しました
12月18日(月)、千葉県船橋市が運営する放課後子供教室「三咲小 船っ子教室」にて「ホッキョクグマと地球温暖化」をテーマに環境ワークショップを行いました。第一回目となる今回は、「地球温暖化って知ってる? ワードパズルとおえかきで楽しく学ぼう!」を実施いたしました。
放課後になり、まだまだ元気いっぱいの1年生から6年生が船っ子教室に続々とやってきます。宿題をやりたい子はいつもの教室へ、環境ワークショップに参加したい子は隣の教室へ移動してもらい、前半と後半に分けてワークショップ活動をスタートしました。前半は、スタンプラリーを通じて地球温暖化について学び、後半は、芸人でイラストレーターの本田しずまるさんを講師に、「そら」と「べあ」のイラストの周りに自由に絵を描くおえかきを行いました。
まずは、そらべあ基金の紹介とそらべあ物語のアニメーションを通じて、どうして「そら」と「べあ」が涙を流しているのか見てもらいました。
視聴後に、「地球温暖化って知ってる人?」と尋ねると、何人か手を挙げてくれました。「ちょっと難しいかもしれないけど、今日はクイズスタンプラリーを通じてみんなで学んでいきましょう」と当基金スタッフがお話をしました。
スタンプラリーでは、教室にちりばめられたワードパズルに挑戦して、答えがわかったらスタンプを押してもらいます。1問は共通問題、その他は低学年と高学年で分かれて、各8問に挑戦、合計15問の答えをクロスワードに記入すると「ひみつのキーワード」がわかる仕組みです。
どんどんクイズに挑戦し、20分ほどでそれぞれのクロスワードを終えることができました。
その後、合計15問のクイズの解答をみんなで答え合わせ。みんなが解答を教えてくれて、あっという間に「ひみつのキーワード」にたどり着くことができました。
ワードパズルでひみつのキーワードがわかった後は、おえかきの時間へ。
講師は、芸人でイラストレーターの本田しずまるさんにバトンタッチ。まずは、本田さんが黒板に描いた絵をみんなでまねて、おえかきのウォーミングアップがはじまりました。
ウォーミングアップを通じて、目玉焼きの絵だけでは「ブタの鼻」にも見えてしまうところ、周りにトマトやレタス、お皿の絵を描き加えると「目玉焼き感」が増します。中心にある絵だけではなく、その周りが大切だということを子供達に実感できるように教えてくれました。
そしていよいよ、「そら」と「べあ」のイラストの周りに自由におえかきをする時間に。
そらべあ物語からイメージしたのか、水色を使って絵を描く子、「そら」と「べあ」の涙があふれて水が溜まってしまった絵を描く子、背景を鉛筆で黒く塗って夜をイメージする子など、絵の種類の多さに驚きの連続でした。
おえかきの途中に、本田さんに絵の描き方を質問する子や、絵の説明をする子もいました。
そして、本田さんがいくつかの作品を選び絵の良いところを紹介したり、描いた子供達から聞いたポイントなどをお話してくれました。
1時間ほどの時間で、1作品を描いた子もいれば、3作品を描いた子もいたりとそれぞれぞれのペースで思い思いの世界観を描きました。
最後に子供達に感想を聞くと、「そらとべあが困っている地球温暖化についても学べたし、絵の描き方も教えてもらえて、楽しかった!」などの感想があり、楽しく学べる有意義な時間となったようでした。参加してくれた皆さん、ありがとうございました。
そして、子供達の作品の良いところ、すごいところを丁寧にコメントし、子供達の創造力の手助けをしてくれた本田しずまるさん、ありがとうございました。
今回のワークショップは、キユーピーグループ マッチングギフト制度「QPeace」のご寄付を活用し実施いたしました。当日は、同社から有志の社員の方々にご参加いただき、一緒に活動をしました。ご支援・ご協力いただきありがとうございました。