お知らせとレポート
「しろくまカメラマンに聞いてみよう!」 @こども大学みやしろを開催しました
9月28日、埼玉県宮代町教育委員会と日本工業大学が主催する「子ども大学みやしろ」の講座として、「しろくまカメラマンに聞いてみよう!」を実施しました。
「子ども大学みやしろ」は宮代町内小学校4~6年生の知的好奇心を掻き立てる学びの機会を提供することにより、子どもの学ぶ力や生きる力を育み新たな発見や気づきを促すことを目的として、小学生40名を対象に様々な分野から講師を招いて年間6回実施されています。
今回は3回目の講座で、当日は37名の小学生保護者やご家族の方が日本工業大学の教室に集まってくれました。
まず、そらべあの涙の訳をアニメやスライドで伝えた後、自然写真家の丹葉暁弥さんから、極北で撮影した写真や動画をみせてもらいながら、シロクマについてのお話しをしていただきました。
また、子どもたちからの質問タイムは2回にわけて、たっぷり時間を取りました。
<子ども達からの質問(一部)>
・シロクマが住んでいるところはどのくらい寒いの?
・どのくらいのスピードで走れるの?
・何科ですか?
・お腹がすきすぎて餓死してしまうこともあるの?
最初は少し恥ずかしそうだった子ども達でしたが、1つの質問に丹葉さんが丁寧にわかりやすくシロクマの生態などを答えてくださると、さらに質問が出て、たくさんの子ども達が手を上げてくれました。
シロクマの毛の構造が「光ファイバー」のようになっているという説明では、たくさんの子がノートを出してメモをとっていたのが印象的でした。
最後にそらべあ基金から、地球温暖化に関する説明や、そらべあの涙を止めるためには自然エネルギーという解決策があること、また、子ども達にもできるエコアクションを紹介して、本講座は終了しました。
今回、知ったことを是非たくさんのお友達にも話して、みんなでそらべあの涙が止められるように力を合わせていけたらと思います。
参加してくれた子ども達、宮代町教育委員会さま、どうもありがとうございました!
また、今回の講座は株式会社NTTスマイルエナジーからのご支援を活用して実施させていただきました。どうもありがとうございました。
【丹葉暁弥さんプロフィール】
自然写真家、シロクマ写真の第一人者。北海道釧路市出身。幼少の頃から釧路湿原の大自然の中で、風景や野生動物を撮影していた。1995年、どうしても野生のペンギンに逢いたくて南極へ渡航。以後、1998年にカナダ北部で野生のシロクマに逢って以来、その魅力に取り憑かれて、ほぼ毎年彼らに逢いに通っている。自然保護活動をしながら、地球や動物たちの未来について、メディアや雑誌などへの寄稿や、全国で講演などを行っている。
『HUG! friends』『HUG! earth』『HUG! today』(小学館)
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