お知らせとレポート
越谷市大袋東小エコフェスティバルで環境授業を実施
6月23日(土)、そらべあ基金は、埼玉県越谷市立大袋東小学校で開催された「エコフェスティバル」に参加。出張環境授業を行いました。
大袋東小は、校舎の北側に約1,500平方メートルのビオトープのある学校として地域で親しまれており、この林を中心に長年環境教育に力を入れてきました。また、最近ではESD(持続可能な社会づくりの担い手を育む教育)を取り入れるなど、国際的な視野も持って学習の幅を広げています。
エコフェスティバルは同校の環境教育の一環として、毎年6月に実施しているイベント。エコ活動や環境教育を行っている企業やNPOなどを学校へ招いて、1団体が1つの教室で環境授業を展開していくものです。子どもたちは1~6年生が一緒になって8〜9名のグループをつくり、各教室をまわって環境について学んでいきます。そらべあ基金のワークショップは1時限〜4時限まで4回行われ、合計で160名が参加してくれました。
授業のはじめに「そら」が登場。この日は「エコまる」くんも一緒
そらべあ基金の授業は、「地球温暖化と自然エネルギー〜オリジナル・ソーラーLEDランプを作ろう!」がテーマです。はじめに、そらべあ兄弟の「そら」の登場にみんな目を輝かせます。そして、そらが涙を流している理由をムービーで紹介。その後、「地球温暖化って何?」「どうして温暖化が起きるの?」「温暖化が進むと何がいけないの?」「温暖化を防ぐには自然エネルギーが大切」といった内容を、クイズもまじえながらわかりやすく解説していきます。
ムービーやクイズをまじえて地球温暖化について考えます
クイズの後は工作の時間。太陽の光でつくった電気で光るLEDランプのシェードをマスキングテープやマーカーを使って好きなようにデザインしていきます。1人1人がオリジナリティを発揮して、素敵なランプが次々と出来上がっていきました。
思い思いにソーラーLEDランプをデザイン
最後に、環境を大切にしていくためにみんなでできる「エコアクション」についてグループごとに話し合ってもらいました。「家でできること」「学校でできること」などをそれぞれ書き出してグループごとに結果を発表。「エアコンの温度を下げすぎない」「水道を出しっぱなしにしない」「ビンやカンをリサイクルする」など、いろいろな意見を出し合ってくれました。
自分たちでできるエコアクションについて話し合いました
今回の出張環境授業は東急ハンズ様のご寄付により実施することができました。継続的なご支援に感謝いたします。