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韓国清州市より市議会の視察団がそらべあ基金を訪問

11月1日(木)、韓国清州(チョンジュ)市から、市議会議員視察団がそらべあ基金の新橋事務所を訪問。事務局長の下川がこれまでの10年間の活動内容を紹介し交流を深めました。

清州市は首都ソウルから東南へ128キロの距離に位置し、忠清北道(チュンチョンプット)の道都として発展を続ける人口約83万人の大都市。昔から学者・研究者を多く輩出した教育文化の街として知られ、また、韓国ドラマのロケ地としてたびたび登場し話題を呼んでいる市です。

 

今回の視察団は、市議会経済環境委員会の議員と市担当者のみなさん計9名で、地球温暖化防止策の推進に向けて、日本での取り組みを知るために5日間の日程で訪日。自治体やゴミ処理工場などを視察されており、NPO法人の中ではそらべあ基金が唯一の訪問先となっています。

歓迎の挨拶を述べる下川事務局長

 

はじめに、下川より、ホッキョクグマのそらべあ兄弟の紹介があり、なぜ涙を流しているのか、その物語をムービーで上映。その後、基金の10年間の歩み、スマイルプロジェクトや環境教育などの活動内容を説明するなど、NPOとして協賛企業やサポーターとともに「地球温暖化防止」向けて歩み続けている姿を紹介しました。

そらべあの物語をムービーで紹介

 

次に、議員のみなさんからは、「NPOとして運営資金はどう賄っているのですか?」「韓国では太陽光発電設備に国からの補助がありますが、日本ではどうですか?」といった質問が寄せられ、下川からは「運営資金は法人と個人からの寄付によって賄われています」「日本でも自治体による一部の補助はありますが、スマイルプロジェクトは設置の際に費用が一切かからないので、たくさんの応募があります」との回答がありました。

次々と質問をする議員のみなさん

 

地球温暖化は国境のない大きな問題です。こうして海外から訪問していただき、私たちの活動内容に関心を持ってもらえるのは大変光栄なこと。これからもこうしたかたちで海外のみなさんと交流していけたらうれしいです。

遠いところお越しいただきありがとうございました(東京・新橋のそらべあ基金事務所にて)