お知らせとレポート
太陽光発電で被災者支援 第1弾【現地レポート3月26日】
現地からのレポート三日目の3月26日、宮城県石巻市の荻浜地区にいるスタッフからのレポートになります!
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25日からソーラーパワートラックによる電力供給を始めた荻浜中学校ですが、依然、携帯電話はつながらず、まるで陸の孤島のよう。何度も起こる余震にあまり寝付けず、不安な夜が続きます。
(荻浜集落は全壊)
夜が明けると、女性たちが次々と洗濯機に集まってきます。洗濯機が回るというごく当たり前のことが、今はすごくうれしいようで、その笑顔を見ていると、自然とこちらも笑顔になりました。
(洗濯機、フル回転中!)
朝食は、避難所の人たちだけでなく、付近の自宅で避難する人も10人ほど集まってきます。我々も一緒になり、ご飯とお味噌汁、お新香野菜炒めをいただきました。10時、自衛隊の救援物資隊が到着。水や小麦粉、パン、トイレットペーパーなどの生活必需品の運び出しをみんなで行いました。
そしてお昼を過ぎた頃、ついにソフトバンクのアンテナ業者の方が! 念願であった臨時アンテナが避難所に設置されたのです。もちろんアンテナから電波を飛ばすには電気が必要であって、そのための小型発電機が用意されているのですが、(燃料が)昼間しかもたないため、業者の方が毎日、交換に回っているのだとか。こんな時こそ我らがソーラーパワートラックの出番です! おひさまの電力をアンテナに供給し、我々が荻浜中学校避難所にいる間はいつでも、ソフトバンクの携帯電話がつながる状態になりました。
(念願の通信機能が!ソフトバンクさんありがとう!)
うれしいのは、やはり「ありがとう」という言葉をかけていただいた時。よほど怪しかったのか(笑)最初は遠巻きに見ていた人たちが、私たちの活動を見るにしたがって、今では笑顔で話しかけてくれるようになっています。
別の避難所から発電機を借りることができることになったそうで、明日はその運搬を手伝います。発電機があれば、ソーラートラックが帰ったあとも、当面、自分たちで電気を作ることができます。しかし、携帯の電波だけはどうしようもありません。ドコモさんにもぜひ移動基地局の設置をお願いできればと思います。
(渡り廊下に電気をつけました。これで階段も安心
)
今夜は一段と冷え込んできています。今回の遠征のなかで最も寒い夜になりそうです。
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