お知らせとレポート
理事の箕輪弥生も執筆協力
親子で読める「気候変動から世界をまもる30の方法」のご紹介
その他
気候変動は、加速度を増しながら私たちの生活に影響を与えています。その現象を正確に知り、私たちができることは何なのかをわかりやすくまとめた本「気候変動から世界をもまもる30の方法」(合同出版)が発行されました。
構成は5つの章に分かれてかれています。まず気候変動の今を知り、それがどんな影響を与えているかを分析し(1,2章)、世界の若者、子どもたちがアクションを起こし始めたことを伝える3章、世界の中での日本、海外の事例をもとに環境政策を学ぶ4章、そして私たちにできる試みをまとめた5章まで、多くの実例とデータや写真をもとに子供と一緒に読むことができる内容となっています。
中でも「私たちは気候危機を止められる最後の世代!」と声を上げ始めた若者たちの活動に注目し、彼らが求める“気候正義”はどういうことなのかを解説する3章は環境教育を考える上でも大変参考になります。
また、さまざまな切り口で解説していますので、気候変動についての入門書や学校などのテキストとしても最適な内容です。
編集は国際環境NGO「FoE」が行い、多くの研究者や活動家が専門領域で執筆に加わっています。そらべあ基金、理事の箕輪弥生も基金のホームページでも紹介した中米、コスタリカの環境政策について5pにわたって書いています。
2030年までの10年が地球の未来を決めると言われる今、気候変動について考え、行動するための指南書として是非一度手に取ってみてください。