お知らせとレポート

千代田区帰宅困難者対策訓練へ参加しました!

28日(月)、千代田区飯田橋にあるアイガーデンテラスや隣接する施設を会場に、帰宅困難者が発生する災害を想定した地域防災訓練が行なわれました。

日本大震災発生時、都内の共交通機関は大きな影響を受け、多くの帰宅困難者が出たことが問題となりました。

帰宅困難者の多くが徒歩や車での帰宅を試み、その様子はメディアでも取り上げられました。

しかし、震災時の徒歩や車による帰宅は、助活動のための緊急車両や物資を輸送するための通行に大きな妨げとなります。

企業が密集する千代田区では、こうした問題に対して、帰宅困難者の一時滞在施設として企業での受け入れの拡大を図っています。

また災害時には救急や消防による公的な援助活動には限りがあり、全ての負傷者をカバーすることは不可能であることから、今回のような防災訓練を行うことにより、企業・団体・地域の連携を密に取り、災害に備えて対策を行なっています。

当日は行政、消防、警察、医療機関、地元商店振興組合、近隣企業などの関係者が参加し、シェイクアウト訓練(地震災害のための大規模な防災行動訓練)、トリアージ(搬送優先順位、治療優先順位の決定)訓練、応急救護訓練や負傷者の搬送訓練などが会場内で行なわれました。

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そらべあ基金は地震に備えた防災グッズなどを紹介するブースの一角をお借りして、太陽光発電による携帯電話の充電サービスを行いました。

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小型の太陽光発電は東日本大震災以降、防災グッズとして注目させるようになりました。

震災当時、通信機器の電池切れにより安否確認が困難だった被災者も多かったことから、急な停電でも電力の供給が可能であり、天候が良ければ電力の補給も可能な太陽光発電は持っておくと安心できる防災グッズのひとつとなりました。

皆さんは職場、学校近くの避難場所は把握していますか?

職場、学校で防災グッズや食料の備蓄は行なっていますか?

災害時の家族との連絡手段、待ち合わせ場所は考えてありますか?

いざというときの応急処置の仕方は覚えていますか?

 

もうすぐ東日本大震災から丸5年が経ちます。

今一度、あの日の教訓を思い出し、防災に取り組むきっかけにしてみましょう!

 

 

 

( おまけレポート )

会場には、はしご車の体験訓練ができました。

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なかなかない機会なので、そらべあチームも参加しました!

今回体験したはしご車は高さ30mまで上昇可能で、ビル10階に相当するのだそう

(この日は26m(9階相当)のはしご車も来ていました)

安全のためハーネスをつけて・・・

はしごの先端部分のバスケットへ、いざ乗り込みます!

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ぐんぐん上がっています・・・

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わぁ、人がちっちゃい!

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ますますちっちゃく・・・

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写真右側の方ではシェイクアウト訓練中です

(地震災害を想定し、地震発生時に即時その場に座り込むなどの訓練です)

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はしご車を下から見上げるとこんなかんじ

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地上30mからはスカイツリーがきれいに見えました

高速道路が下に見える、貴重な体験です

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緊急時に建物の窓から小さなバスケットに乗り込むことを考えると、怖いですね・・・

一度体験しておくと、いざというときの心構えが違うかも?!

はしご車は、地域の防災訓練などで体験できることが多いようなので、自宅や職場近くの防災訓練の有無を確認してみましょう!