お知らせとレポート
73基目のそらべあ発電所が完成 オンライン式典開催
~山形県山形市 南沼原ひまわり幼保園~
夏本番を予感させる2021年7月16日、山形県山形市の学校法人龍華学園「南沼原ひまわり幼保園」において、73基目の「そらべあ発電所」完成をお祝いする会を行いました。山形県には初の寄贈となります。
今回の「そらべあスマイルプロジェクト」はソニー生命保険株式会社のご協賛により実施しました。同社による「そらべあ発電所」の寄贈累計12基目となります。
新型コロナウイルス感染症の影響により、東京からの訪問は避け、今回はオンラインによるお祝い会となりました。
当日は、複数の現地の新聞社にも取材していただきました。
会場のホールに集まった年長さん60名に向かって司会の工藤先生が「今日は特別なゲストがきているので、みんなで呼んでみましょう!」と声をかけ、みんなで「そら~、べあ~!」と呼ぶと、扉の向こうから、そらとべあが登場!みんな大興奮です。
続いてソニー生命保険株式会社 山形支社より支社長の白田様と営業所長の安孫子様のご入場に、子どもたちは元気いっぱい手を振ったり拍手をして迎えてくれました。
続いて、深瀬先生、太田先生による紙芝居やクイズ、実験などを通じて楽しく地球温暖化について学びます。地球温暖化の問題が、北極だけの問題ではなく、世界中で起こっている問題で、みんなで取り組まないといけないことや、「そらべあ発電所」のような自然エネルギーがその解決策の一つであることを理解し、そらべあたちの涙を止めるために、みんなにもできることを頑張る、とお約束してくれました。
そらべあ基金の理事 兼 事務局長の下川より「南沼原ひまわり幼保園では、畑で野菜を育てて食べたり、大きな木に虫が集まってきたり、どんぐりで工作をしたりできる園だと聞きました。こういうことには全てお日様が大事な役割を果たしています。これからはお日様がでているお天気の日に『そらべあ発電所』で発電されている様子を園長室のそばのモニターで観察してもらいたいです。」とお願いしました。
次に、ソニー生命保険株式会社 山形支社の白田和真支社長より南沼原ひまわり幼保園の金澤広善園長へ記念プレートが贈呈されました。
その後、白田様よりご挨拶いただきました。
同社は「ご契約のしおり・約款」を従来は900ページを超える「冊子」で作成されていましたが、「CD-ROM版」(2020年12月をもって廃止)や「Web版」の選択を可能とすることで、紙の削減やCD-ROM版の原材料削減などを実施し、環境活動に取り組んでいます。その活動を通じて削減された印刷関連費用などの一部を本プロジェクトにご協賛いただいています。
世界的に脱炭素化の取り組みが進められている中、本プロジェクトへの協賛により設置された「そらべあ発電所」が、子どもたちの地球環境への関心を育むきっかけになれば、とのお話しをいただきました。
白田様よりご挨拶いただいたあと、子どもたち全員でマーチングバンドによる「王様のレストラン 序曲」の演奏を披露してくれました。同園では秋に鼓笛フェスティバルが開催されるなど、日頃から鼓笛隊のマーチング練習に取り組んでおり、とっても上手に演奏してくれて、そらとべあもノリノリでした。
最後に、金澤園長より「今までは、太陽の熱が宇宙にでていって、涼しくなっていたけれど、CO2というものが増えすぎてしまって、まるで地球が毛布をかぶってしまったみたいに、太陽の熱が十分に宇宙にでていかなくなっていることが地球温暖化の原因といわれています。この毛布をこれ以上厚くしないように、今回、園に設置してもらったそらべあ発電所のようにソーラーパネルなどが、色々なところにできるといいですね。みんなで工夫していきましょう。」とお話しいただいて閉会となりました。
今回は、感染症の状況を鑑み、園長先生や園の先生方に大変ご協力いただきまして、式典を無事に開催することができました。お忙しい中ご尽力いただきまして、心より感謝申し上げます。
最後に、南沼原ひまわり幼保園の子どもたち、先生方、ご協賛いただいたソニー生命保険株式会社の皆さま、取材に足を運んでくださったメディア各社の皆さま、ご参加、ご協力をいただき、ありがとうございました。
いつかまた自由に安心して移動できる環境になったときには、園の皆さんにお会いできることを楽しみにしています。
そらとべあも早くお母さんに会えますように!
今回のご協賛 ソニー生命保険株式会社