お知らせとレポート

そらべあ発電所、完成 ~宮城県登米市:みどりご園~

12月6日、肌に寒さを感じられる中、宮城県登米市にある「みどりご園」で、26基目の太陽光発電設備「そらべあ発電所」の完成記念式典が行われました。。

前日には、登米市市民生活部環境課を訪れ、登米市の環境状況や環境への取り組みなど、意見交換をさせていただきました。
登米市南方庁舎

登米市との意見交換

登米市市民生活部環境課との意見交換の中で、近くにあるラムサール条約指定登録湿地の「蕪栗沼(かぶくりぬま)」にて、日の出とともに飛び立つガンの群れは一見の価値ありということで、式典当日の朝、スタッフは早起きをして見てきました。マガンの群れが飛び立つ姿は圧巻で、早起きした甲斐がありました。
マガンの群れ

「第13回そらべあスマイルプロジェクト ~ご当地版・被災地支援編~」は、ソニー株式会社協賛のもと実施され、応募総数24件の中から1園が選ばれました。近年、生物の多様性を確保するために、さまざまな生物の生存の場としての「ビオトープ」を保全・再生していくことが重要視されていますが、みどりご園のそばには、大規模な「ビオトープ」があり、地域の生態系の保全・再生に寄与しています。
みどりご園

ビオトープ

式典が始まるとそらべあが登場し、そらべあ基金代表理事の市瀬から挨拶させていただき、電気の無駄使いをしないようになどお話させていただきました。
市瀬挨拶

ソニーエナジー・デバイス株式会社の市販バッテリー部統括部長の福島様からみどりご園副園長 片岡様に記念プレートが贈られました。
記念プレート贈呈

当基金の市瀬から、そらべあの絵本とホームエネルギーサーバー(蓄電池)を園児代表および父兄代表に寄贈させていただきました。
代表園児への寄贈

代表父兄への寄贈

ソニーエナジー・デバイス株式会社の福島様からは、ソニー株式会社の電池及び充電池・充電器には「そらべあ」のイラストがプリントされており、その売り上げの一部をそらべあ基金へ寄付していることなどをお話していただきました。
福島様ご挨拶

そらべあ紙芝居では、そらとべあの気持ちを上手に表現する先生たちによる朗読を、園児たちは真剣に聞き入っていました。
真剣に紙芝居を聞く子ども達

そして、園児たちによる、そらべあへの歌のプレゼントでは、「きらきら星」をピアニカで演奏したり、「幸せなら手をたたこう」を英語で歌うなど、バリエーションの富んだ園児たちの歌に、そらべあも聞き入っていました。
園児たちによる歌1

園児たちによる歌2

次に登米市福祉事務所の小野寺様よりご挨拶をいただき、震災後、まだ十分に復旧できず、他の園をお借りして子どもたちの受け入れをしている園があるなどのお話をしていただきました。
中野様ご挨拶

最後にみどりご園副園長の片岡様よりご挨拶をいただき、今年3/11の震災で停電したことや、今回の太陽光発電設備の寄贈により電気を作れるようになったことで緊急時の不安が和らぐなど、節電のお話とともにおうちに帰ったら今日のお話いただいたことをおうちでお話しようね、と園児たちにお話をしていただきました。
中野様ご挨拶

式典閉会後に、園庭にて園児たちと関係者の方々みんなで記念撮影をしました。
みんなで記念撮影

みんなに囲まれる「そら」

みどりご園には、「そら」君がいて、そらべあの「そら」と一緒に記念撮影もしました。
「そら」君とそらべあの「そら」と一緒に記念撮影