お知らせとレポート
そらべあ発電所、完成 ~岩手県盛岡市:つなぎ幼稚園~
6月1日、岩手県盛岡市にある「つなぎ幼稚園」で、31基目の太陽光発電設備「そらべあ発電所」の完成記念式典が行われました。この「そらべあ発電所」は今まで寄贈した中で、最北端の寄贈になります。
「第16回そらべあスマイルプロジェクト」は、ソニー損害保険株式会社協賛のもと実施され、応募総数13件の中から3園が選ばれ、そのうち1園となります。
式典当日は、そらべあの切り抜きなどで園舎が飾られ、華やかな雰囲気となりました。
まずは、そらべあ基金理事の市瀬から挨拶させていただき、そらべあたちの涙の理由や、みんなが地球のためにできるエコアクションついてお話をさせていただきました。
つづいて、ソニー損害保険株式会社の広報・CSR部長の渡辺様からつなぎ幼稚園園長の千葉和寿様に記念プレートが贈られました。
太陽光発電設備寄贈に合わせてそらべあの絵本とホームエネルギーサーバー(蓄電池)も、つなぎ幼稚園にプレゼントしました。当基金の市瀬からホームエネルギーサーバーは、PTA副会長の高橋様に、絵本は園児代表の二人に、お渡ししました。
ソニー損害保険株式会社の広報・CSR部長の渡辺様からは、園児たちに電気の大切さなどをお話いただき、またソニー損害保険株式会社様とそらべあ基金の取り組みについてなどをお話いただきました。
先生によるそらべあ紙芝居の朗読では、園児、そして式典に参加していただいた保護者の方も、そらべあ達の気持になって、話を聞いていました。
次は、今回が初めての取り組みとなる「電気のおはなし」です。この取り組みは「電気の大切さ」と「エコアクション」を園児にわかりやすく伝えるため、そらべあ基金のスタッフにより、発電キットと紙芝居を用いながら説明させていただきました。
今回使用した発電キットは、ハンドルを回すことで発電し、白熱球とLEDの電球を点灯させることができるものです。LEDの電球を点灯させる場合、ハンドルは簡単に回りますが、白熱球を点灯させる時には、LEDに比べて電気の消費量が多いので、ハンドルが重たくなる仕組みです。
発電キットを体験し、電気を作ることの大変さを知ることで、電気のムダ使いしないためのエコアクションを園児が約束してくれました。
園児たちによる、そらべあへのお礼では、元気いっぱいな歌声と踊りで「誰にだって誕生日」などを歌ってくれました。
歌の終了後には、天井から吊るしていた風船を割り、中からたくさんの小さな風船が出てくるパフォーマンスもしていただきました。
次に盛岡市より、今回の太陽光発電設備の寄贈によって盛岡市の教育に貢献したことを記念した感謝状を、そらべあ基金を代表して、市瀬が賜りました。
最後に、盛岡市教育委員会教育長の千葉仁一様からご挨拶をいただき「太陽光発電は子ども達が環境に興味を持てるよう大切にします」とのお話をいただきました。
式典閉会後は、快晴の園庭で記念撮影を行いました。記念撮影終了後には、そらべあとの記念撮影を、たくさんの園児さんたちと行い、みんなが楽しい時間を過ごせた一日となりました。