お知らせとレポート
そらべあ発電所、完成 ~岩手県岩手郡:元村保育園~
1月29日、岩手県岩手郡にある「元村保育園」で、36基目の太陽光発電設備「そらべあ発電所」の完成記念式典が行われました。岩手県での寄贈は今回を含めて2基目になります。
「第20回そらべあスマイルプロジェクト」は、シチズン時計株式会社協賛のもと実施され、応募総数52件の中から1園が選ばれました。
式典当日の会場はそらべあたちのイラストやお花が飾られた華やかな雰囲気のなか、式典がスタートしました。
まずは、そらべあ基金代表理事の市瀬から挨拶させていただき、そらべあたちの涙の理由や今までに太陽光発電を設置してきたことなどをお話しさせていただきました。
つづいて、シチズン時計株式会社、国内時計事業部の土屋様から元村保育園園長の工藤様に記念プレートが贈られました。
太陽光発電設備の寄贈に合わせてそらべあの絵本と蓄電池を元村保育園にプレゼントしました。蓄電池と絵本は当基金の市瀬から渡しました。蓄電池は園児の保護者を代表して佐藤様に、絵本は園児代表の二人にお渡ししました。
シチズン時計株式会社の土屋様からは、腕時計の中に組みこまれているソーラーパネルのことや電気を大切にするお話しをいただきました。
先生によるそらべあ紙芝居の朗読では、子ども達は集中してお話を聞いていました。
「電気のおはなし」では「電気の大切さ」と「エコアクション」を園児にわかりやすく伝えるため、そらべあ基金のスタッフが発電キットと紙芝居を用いながら説明させていただきました。
発電キットを体験し、電気を作ることの大変さを知ることで、電気のムダ使いしないためのエコアクションを園児が約束してくれました。
園児たちによる、そらべあとのふれあいコーナーでは「虹のむこうに」のお歌1曲と、宮沢憲治「雨にも負けず」の詩の朗読、「よさこいソーラン」と「くまモン体操」を元気いっぱいに踊ってくれました。
その後、社会福祉法人滝沢村保育協会、理事長の小山様から太陽光発電設備を大切に使うことやお礼のお言葉をいただきました。
最後に、元村保育園の園長工藤様から式典で伝えたエコアクションのことや園児達が大きくなっても緑が残る環境になるよう、大切に電気を使いたいとお話しいただきました。
式典閉会後は、会場で式典参加者全員が集まって記念撮影を行い、記念撮影終了後には、そらべあと子ども達の記念撮影を行いました。
式典後に育児室に伺ったところ、保育園が独自に作った太陽光設備の模型がありました。模型を使って太陽光設備について子どもたちに分かりやすいように説明いただいたようです。
式典にご協力いただきました皆さま、誠にありがとうございました!