お知らせとレポート
そらべあ発電所、完成 ~鹿児島県枕崎市:立神保育園~
9月30日、鹿児島県枕崎市にある「立神保育園」で、40基目の太陽光発電設備「そらべあ発電所」の完成記念式典が行われました。
「第24回そらべあスマイルプロジェクト」は、ソニーマーケティング株式会社協賛のもと実施され、「立神保育園」は応募総数24件の中から選ばれた内の1園となりました。
式典には53名の園児のみなさんに参加していただきました。
式典開始と共に登場したそらべあ基金のシンボルキャラクターであるホッキョクグマの兄弟「そら」と「べあ」の登場に、園児たちは大歓声でお出迎えしてくれました。
まずは、園児のみなさんの元気いっぱいの掛け声と共にそらべあが登場し、会場は子どもたちの大歓声でいっぱいになりました。
そらべあ基金代表理事・市瀬の進行の下、園の先生方によるそらべあ紙芝居の読み聞かせが始まると、子どもたちの視線はまっすぐに紙芝居の世界に引き込まれていました。
ご存じの通り、そらべあは地球温暖化によってお母さんグマと離れ離れなってしまったホッキョクグマの兄弟。
だから、ふたりの目には悲しげな涙が流れています。
そらべあの涙の理由がわかったところで、園児達に地球温暖化のことを知ってもらおうと、クイズを行ないました。
「節電」、「節水」、「物を大切にする」。
クイズの中には保育園生にもわかりやすく、実践出来るエコアクションが紹介しており、三択形式の問題に子どもたちは「②番ー!」「ぜんぶあってるよ!」など、大きな声で答えてくれました
続いて、太陽光発電設備の寄贈に併せて、より電気の大切さを知ってもらおうと手回し発電体験を実施し、実際に子どもたちに電気を自分の手で発電してもらいました。
体をいっぱいに使って勢いよく手回しを回してみると小さな豆電球がつき、子どもたちの視線はくぎ付けに。
「電気は普段みんなが使っているものだけれど、電気を作るにはたくさんのエネルギーを使うんだ。だから電気を大切にしようね!約束出来る人?」と話すと、園児のみなさんは「はーい!」と手を上げて、保育園やお家でのエコアクションを約束してくれました。
その後、そらべあ基金の市瀬より、そらべあスマイルプロジェクトの経緯やそらべあ基金の活動内容を紹介させていただき、また今回寄贈に際しご協賛いただいたソニーマーケティング株式会社様の環境活動への取り組みについてご紹介させていただきました。
今回、太陽光発電設備の寄贈の他に、寄贈を記念したプレートと屋内で使えるホームエネルギーサーバー、そして園児のみなさん全員にそらべあの絵本を併せて立神保育園さんにプレゼントさせていただきました。
また、園児のみなさんから今回の寄贈へのお礼に、とっても可愛らしい歌とお遊戯を披露してくれました。
音楽に合わせて、そらべあも子どもたちといっしょに踊っていました。
最後に、酒匂明彦園長からご挨拶をいただき、そらべあ基金とソニーマーケティング株式会社の皆様へ感謝のお言葉をいただきました。
以前から節電や節水をはじめとするエコアクションに取り組まれてきた立神保育園さんですが、今回の寄贈を際に、更なるエコアクションに挑戦し、子どもたちの心に環境問題に対する意識を芽生えて行くことを願っていました。
式典終了後は、恒例のそらべあと式典参加者全員による記念撮影を行ないました。
「かわいい!」
「泣いてるー」
「ふわふわしてるね!」
間近にいるそらべあに子どもたちは大興奮で、そらべあをぎゅっと抱きしめたり、涙をぬぐってみたりと、つかの間の交流を楽しんでいる様子でした。
とってもパワフルな子どもたちに、そらべあも楽しそうに子どもたちとふれあっていました。
立神保育園の皆様、ソニーマーケティング株式会社の皆様、式典にご参加いただいた関係者の皆様、
ありがとうございました。