お知らせとレポート

そらべあ発電所 訪問レポート@長崎県諫早市 もりやまこども園

2022年12月5日、そらべあスマイルプロジェクト66基目寄贈園である「もりやまこども園」に事務局スタッフが訪問しました。
その様子をレポートします。

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2019年7月の寄贈式典の時は、夏に向かい台風が近づく曇天でしたが、今回は冬支度の小雨が振る冷え込む季節の訪問でした。
こども園の室内に入ると、寒さは関係なしに子どもたちが下駄箱のお掃除を楽しそうにしていました。

今年新たに設置したという、木製の移動可能なお部屋でお話を伺いました。
普段は、応接室や先生方の休憩室、ミーティングルームとして使われているとのこと。

 

木の香りが部屋中に広がっています。

 

当初はオフグリットの部屋にしたいと考えていたそうですが、エアコンを設置するには電力が足りないため、電気をつなぎつつ、折り畳み式の太陽光パネルを設置しバッテリーに充電し、活用しています。

太陽パネルを室内に設置し発電

 

訪問についてご相談のご連絡をした際に、園長先生より、「地元の食材を使った給食ランチをご一緒にいかがですか?」とお誘いいただき、ありがたくご馳走になりながら、お話を伺いました。

具だくさんのスープに、お魚のフライなど、
とてもおいしかったです!

 

最近の環境教育の取り組みについて伺うと、食育に力を入れているとのこと。
クイズ×食育、芋ほり体験、地元のお祭りへの出店などの様々な切り口で取り組んでいる様子でした。
「そらべあ発電所」の寄贈のタイミングで、太陽光発電とはどんなものなのかを、園の廊下に貼り出していた印象的な懐かしい思い出話もできました。

また、今年は、同市内の小長井町へサトイモ掘り体験に行ったそうです。小長井町のブランドサトイモで、赤土で育てられた「田原いもんこ」は一味違うとのこと。独特の触感のサトイモですが、食した園児の様子を伺うと、自分たちで収穫したということもあり、好き嫌いせずに食べていたそうです。

小長井町では里芋のことを「いもんこ」と呼ぶそう。廊下に親芋と子芋が展示されていました。

 

また、サツマイモ掘り体験で収穫したお芋たちをどういうふうに食べたいか園児たちに聞いたところ、おかずにするよりお菓子にしたいという意見が多かったため、さつまいものカップケーキをつくることにしたそうです。子どもたちの意見を積極的に取り入れて、主体性を育んでいます。

様々な活動の様子を見せていただきました。

 

今後は、チームごとに分かれて活動をしていた「自然・科学チーム」「アート・製作あそびチーム」「食育チーム」をそれぞれSDGsにつなげることを意識しながら、教育を展開していきたいとお話していただきました。
今後のもりやまこども園での体験活動や環境教育活動が楽しみです!

お土産に里芋「いもんこ」をいただきました。

なめらかな食感でとてもおいしかったです!ありがとうございます!

 

玄関口には洋服や小物の「循環」のコーナーも

 

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名称 慈照福祉会 幼保連携型認定こども園 もりやまこども園

1 寄贈年月日: 2019年7月19日

2 協賛企業: ソニー損害保険株式会社

3 取材協力者: 德田周吾園長、谷川さん(自然科学チーム担当)

4 寄贈式典レポート(2019年7月): https://www.solarbear.jp/news/smileproject/1348/

5 園長インタビュー(2019年) https://www.solarbear.jp/news/interview/1367/