お知らせとレポート
そらべあ発電所、完成 ~新潟県新潟市:YOU鐘木保育園~
4月28日、新潟県新潟市にある「YOU鐘木保育園」で、51基目の太陽光発電設備「そらべあ発電所」の完成記念式典が行われました。
「第34回そらべあスマイルプロジェクト」は、ソニー生命保険株式会社協賛のもと実施されました。
式典にはYOU鐘木保育園に通う園児さんに参加いただきました。
また、そらべあ基金のシンボルキャラクターであるホッキョクグマの兄弟「そら」と「べあ」も駆けつけました。
司会の先生の掛け声に合わせて、子どもたちが大きな声でそらべあの名前を呼びます。
2人の登場に、子ども達は大歓声で出迎えてくれました。
全国の幼稚園・保育園へ再生可能エネルギーの普及啓発を目的としている本プロジェクト。
その背景には地球温暖化防止をしたいという思いがあります。
園の先生方にそらべあの物語の紙芝居を読んで貰い、子ども達へ環境問題を伝えます。
紙芝居の読み聞かせが始まると、一気に集中して物語を聞いていました。
皆、「そら」と「べあ」の涙の理由を、しっかり考えてくれました。
その後、身近なところで環境問題を考えて貰うため○×クイズを行いました。
子ども達はとても元気よく挙手をして、楽しみながら学んで頂きました。
クイズの最後には、「節電」「節水」「物を大切にする」など、園児さんでもできるエコアクションを実践することを、「そら」と「べあ」に約束してくれました。
この日学んだ、そらべあの涙の理由やエコアクションのことを、家族みんなに教えてあげるように子どもたちに促します。
ご家族の方と一緒に考えるきっかけになったら、嬉しく思います。
続いて、太陽光発電設備贈呈にあたり、より電気の大切さを実感して貰うために、手回し発電機の実験をしました。
ほぼ全員が体験したい!と挙手をしてくれ、急遽回数を増やし、8人の園児さんに体験して貰いました。
皆力いっぱい回して、他の子ども達も一生懸命応援してくれました。
感想を聞くと、電気を作ることの大変さを実感してくれたようでした。
その後は、そらべあ基金の市瀬より、そらべあスマイルプロジェクトの経緯やそらべあ基金の活動内容を紹介させて頂きました。
続いて、今回協賛いただいたソニー生命保険株式会社を代表して総務部統括部長の塚田剛史様よりご挨拶と、寄贈を記念したプレートを贈呈いただきました。
同社はそらべあ基金の活動の趣旨にご賛同いただき、同社のご契約者が「ご契約のしおり・約款」のCD-ROM版をご選択いただいた際、おひとりにつき10円をそらべあ基金へご寄付いただける取り組みを実施されています。
そこで集まった寄付金を元に、今回はYOU鐘木保育園へ1基の太陽光発電設備を寄贈しました。
そういった同社の社会貢献活動の取り組みや、そらべあの紙芝居や手回し発電体験を踏まえて、塚田様が「みんなで電気を大切に使ってください」と話すと、子どもたちは元気なお返事をしていました。
今回はその他に、蓄電池、そして園児のみなさん全員にそらべあの絵本を併せて寄贈させていただきました。
その後は、今回の寄贈のお礼にと、「そうだったらいいのにな」をソーラーパネル設置の替え歌バージョンで披露して頂きました。
続いて、「ソーラン節」を披露して頂きました。
とっても元気いっぱいに、力強い掛け声を出しながら踊っていて、そらとべあもノリノリでした。
最後に、中野理事長からご挨拶をいただき、そらべあ基金とソニー生命保険株式会社の皆さまへ感謝のお言葉をいただきました。
式典終了後は、恒例のそらべあと式典参加者全員による記念撮影を行ないました。
泣いているそらべあをそっとなでたり、「泣かないでね」と優しく声をかけている園児さんもいました。
そらべあとお別れの時間が来ても、皆名残惜しそうに触れ合いを楽しんでいました。
今日の式典のことを、忘れないでいてくれたら嬉しいです。
YOU鐘木保育園の皆さま、ソニー生命保険株式会社の皆さま、式典にご参加いただいた関係者の皆さま、ありがとうございました。