お知らせとレポート
そらべあ発電所、完成 ~鹿児島県鹿児島市:ユズリ葉の杜保育園~
4月12日、鹿児島県鹿児島市にある「ユズリ葉の杜保育園」で、55基目の太陽光発電設備「そらべあ発電所」の完成記念式典が行われました。
「第39回そらべあスマイルプロジェクト」は、ソニー生命保険株式会社協賛のもと実施され、「ユズリ葉の杜保育園」は応募総数43件の中から選ばれた内の1園となりました。
式典にはユズリ葉の杜保育園に通う2~5才までの約90名の園児さんに参加いただきました。
そらべあ基金のシンボルキャラクターであるホッキョクグマの兄弟「そら」と「べあ」も駆けつけ、2人の登場に、子ども達は大歓声で出迎えてくれました。
初めにそらべあ基金の市瀬より、そらべあスマイルプロジェクトの経緯やそらべあ基金の活動内容を紹介させて頂きました。
全国の幼稚園・保育園へ再生可能エネルギーの普及啓発を目的としている本プロジェクト。
その背景には地球温暖化防止をしたいという思いがあります。
そのために、小さい頃からその問題を身近なものと感じて貰いたいという願いから、式典では環境教育を行っています。
園の先生にそらべあの物語の紙芝居を読んで貰い、子ども達へ環境問題を伝えます。
紙芝居の読み聞かせが始まると、皆最後まで集中して物語を聞いていました。
「そら」と「べあ」の涙の理由を、しっかり考えてくれました。
その後、身近なところで環境問題を考えて貰うため○×クイズを行いました。
子ども達は元気よく挙手をして、楽しみながら学んで頂きました。
クイズの最後には、「節電」「節水」「物を大切にする」など、園児さんでもできるエコアクションを実践することを、「そら」と「べあ」に約束してくれました。
寄贈する設備の1つに、インターネットを使って発電量や消費電力量をわかり易くモニタリングするエコめがねがあります。
子ども達や来園された方にも太陽光発電を実感して貰えるように、タブレットを寄贈させて頂き、エコめがねを紹介させて頂きました。
NTTスマイルエナジー様から寄贈頂いた「エコめがね」、詳しくはこちら↓
続いて、太陽光発電設備贈呈にあたり、より電気の大切さを実感して貰うために、手回し発電機の実験をしました。
体験したい!という子ども達が多く、とても盛り上がりました。
代表で体験してくれた園児さんは、力いっぱい回してくれて、
他の子ども達もそれを一生懸命応援してくれました。
少しでも電気の大切さを実感して貰い、お家の人と一緒に考えるきっかけになって頂けたら嬉しく思います。
続いて、今回ご協賛いただいたソニー生命保険株式会社の塚田様よりご挨拶を頂戴し、ソニー生命保険株式会社さまの環境活動への取り組みについてや、子ども達に向けてのメッセージをお話頂きました。
続いて、寄贈を記念したプレート、併せてソニー製ホームエネルギーサーバー、子ども達全員分のそらべあ絵本も贈呈させて頂きました。
今回の寄贈のお礼にと、子ども達から園歌のプレゼントをして頂きました。
「そら」と「べあ」も歌声に合わせて体を揺らしながら、嬉しそうに聞いていました。
最後に、外園園長よりご挨拶を頂き、そらべあ基金とソニー生命保険株式会社の皆様へ感謝のお言葉を頂戴しました。
また、園名の由来になっている”ユズリ葉”についても触れられ、大人から子ども達にしっかり伝えていきたいと、今後の環境教育への抱負も述べられました。
式典終了後は、恒例の「そら」と「べあ」との記念撮影を行ないました。
雨予報だったのが、晴れにかわり、良い陽射しの中記念撮影ができました。
また、今回はTV局4社、新聞社2社とメディアの方にも多く来て頂き、沢山取り上げて頂きました。
「そら」と「べあ」とのお別れ時には沢山の子ども達が集まってきて
「早くお母さんがみつかるといいね」など、優しい言葉をかけてくれる子もいました。
ユズリ葉の杜保育園の皆様、ソニー生命保険株式会社の皆様、式典にご参加いただいた関係者の皆様、
ありがとうございました。