お知らせとレポート
59基目のそらべあ発電所が完成 ~佐賀県多久市 こばと保育園~
6月9日、佐賀県多久市にある「社会福祉法人高野会
こばと保育園」に59基目の太陽光発電設備「そらべあ発電所」が完成し、その記念式典が行われました。今回の「そらべあ発電所」は、ソニー生命保険株式会社さまの協賛のもと寄贈されました。
まわりを山々に囲まれ、自然豊かな恵まれた環境の中で、保育園でも広々とした田んぼや畑で野菜や果物を育て、それを給食やおやつで食べているそうです。
キウイの木 もう少ししたらいっぱい収穫できそうです
子どもたちは、太陽がおいしい野菜や果物を育ててくれることを実感しているようですが、今回の「そらべあ発電所」の設置をきっかけに、太陽が電気も作ってくれるということを学び、再生可能エネルギーについて考える最初の一歩になってくれたらうれしいです。
式典には「こばと保育園」に通う3~5歳の53名の園児、先生方、そして保護者のみなさまも出席。また、テレビ局や新聞社などマスコミ各社も集まる中、子どもたちは背筋をぴんと伸ばして、しっかりと式典に参加してくれました。
はじめに、そらべあ基金理事の市瀬より、お母さんを探す旅の途中で「こばと保育園」を訪れた「そら」と「べあ」が、どうして涙を流しているのでしょうか?と問いかけた後、保育園の先生方にそらべあの紙芝居を読み聞かせていただきました。
紙芝居の後、そらべあがもう一度お母さんと一緒に暮らせるようになるために、自分たちにできることは何だろう?ということを、クイズや手回し発電体験を通じて楽しく学び、考えていきます。
・使っていない電気は消す
・水は出しっぱなしにしない
・ものを大切にする
子どもたちはこの3つをそらべあとしっかり約束してくれました。
その後、今回の協賛企業であるソニー生命保険株式会社・総務部担当部長の坂本さまがご挨拶され、
山口園長に記念プレートが贈呈されました。
そらべあ基金理事の市瀬から、山口園長にホームエネルギーサーバーを贈呈。
「そら」と「べあ」からは、園児の代表にそらべあ絵本がプレゼントされました。
続いて、園児たちが歌と「論語」を披露。近所に国の指定重要文化財に指定されている多久聖廟があることもあって、みんな大きな声でたくさんの「論語」を発表してくれました。
最後に山口園長がご挨拶。
「園舎が新しくなった約5年前から、そらべあ発電所の設置を願ってきたので希望が叶って本当にうれしいです。今後、子どもたちの環境教育にも役立てていきたいと思います」とお話ししてくださいました。
式典の後は、子どもたちと「そらべあ」とのふれあいタイム、手回し発電キットで電気を作る体験。
この日、寄贈された記念プレート、絵本、ホームエネルギーサーバー。
「こばと保育園」のみなさま、ソニー生命さま、関係者のみなさま、ご参加ありがとうございました。