お知らせとレポート

2024年度「そらべあちゃんの日」緑のカーテン
~地球温暖化について考えよう~

福岡県北九州市の あゆみの森共同保育園 (https://www.solarbear.jp/news/smileproject/3923/)から、2024年度「そらべあちゃんの日」、緑のカーテン活動の中間レポートが届きましたのでご紹介します。

あゆみの森共同保育園では、今年4月より【地球温暖化について考えよう ゴーヤでグリーンカーテンづくり】をテーマに、年長児10名の子どもたちと緑のカーテン活動に取り組んでいます。


 

<はじめに>
4月上旬、子どもたちに「そらべあ」のお話をしたところ「かわいそう」「自分たちで何かできることはないかな」そんな声が聴かれました。
そこで「そら」ちゃんと「べあ」ちゃん、そして地球のために緑のカーテン作りを始めることにしました。

< 土づくり・苗植え >
まずは土づくり。大きなタライに培養土・腐葉土・肥料を入れました。手やスコップで土の感触を楽しみながら熱心に混ぜている様子でした。

次に苗植えです。ゴーヤの苗は初めて見た、という子もいました。子どもたちは、土をプランターにいれて穴を掘り、ゴーヤの苗をポットから取り出し、苗が折れないように丁寧に優しく植えました。最後に土を被せて優しく押さえて、みんなで水をあげました。支柱は、園の山から竹を取ってきて作りました。「竹の一番上まで伸びるかな?」と成長を楽しみにしている子どもたちでした。

 

< ゴーヤの成長・収穫 >

子どもたちは、毎日朝・夕「大きくなーれ!」と成長を楽しみに水やりを張り切って行っていました。

「葉っぱが大きくなった」「ちょっとつるが伸びたよ」と毎日真剣に観察しています。だんだんツルが伸び成長してゴーヤが沢山実りました。そして色や形、においなどゴーヤの観察もしました。ゴーヤ料理を作ることを楽しみにしています。

 

< 涼しさを体感 >
ゴーヤが元気に育ち竹の上まで伸びています。緑のカーテンの後ろは日陰になっています。「涼しいね」と集まって遊ぶ子どもたち。緑のカーテンのおかげでアスファルトから照り返しも少なく感じました。

 


 

朝夕に「おおきくなーれ!」と声をかけて水やりをしてくれたおかげで、緑のカーテンが大きく成長して日陰の涼しさを体験し色鮮やかなゴーヤの実ができた様子がよくわかりました。緑のカーテン活動のご報告、ありがとうございました。

 

そらべあ基金では、全国の幼稚園・保育園・こども園などに、おひさまの力で電気をつくる太陽光発電設備「そらべあ発電所」を寄贈する「そらべあスマイルプロジェクト」を実施しています。

地球の気候変動による様々な災害は世界中に発生しており、大きな社会課題となっています。そらべあ基金は再生可能エネルギーの普及啓発活動を通じて、地球規模の環境課題への解決に向けて活動しています。

「そらべあちゃんの日」は、そらべあスマイルプロジェクトの寄贈園における環境教育活動をさらに推進するため、2021年度から導入したプログラムです。

各園の実践報告は「そらべあスマイルプロジェクト」の「そらべあちゃんの日」から、参加園の実施報告書(PDF)をご覧いただけます。
全国の小さな子どもたちが頑張って取り組んでいます。 ぜひ応援してください!